本当はMG Hi-νガンダム .ver Kaを作りたかったんですけどプレミアがついて12000円くらいになっちゃってて手が出ませんでした・・・
そんな時、BOOK OFFに行ったら昔作りたいと思っていたキットに出会えたのでコイツを製作する事にしました。
MG Zガンダム .ver 2.0
これも2005年発売のキットですか(汗)
最新キットを作っていかないとブログの閲覧数伸びないけど、気にせず作っていきます。
早速開封‼
ランナーは17枚くらいありました。
youtubeの動画でランナー数多いなぁ・・・と言っている人がいましたが、1つ1つのパーツが大きいのでランナー1枚あたりのパーツ数は少なめに感じます。
なので、「それほど大変な事にはならないだろう」と俺のサイドエフェクトはそう言ってます。
個人的に本体作ってからの武器の製作は、RPGで例えるとやっとの思いでメインストーリークリアしたのにサブクエやらないと完結しないのかよ的な気持ちになるので、先に武器から作ります。
まずシールド
面が大きいパーツはヒケていると目立つので平らにして、スミ入れの為に矢印のモールド掘り直しておきました。
他は特に何もする必要ないと思います。
酷いヒケもなかったので、最悪何もしなくていいです。
次にビームライフル
ざっと組み立ててみて合わせ目が出るところは3箇所。
さすが.ver 2.0‼
②のエネルギーパック以外は目立たないのでめんどくさかったら放置してもよさそうですね。
①グリップ取付部
2枚のパーツを貼り合わせる所謂「モナカ構造」というやつなので、矢印の部分に合わせ目が出ます。
今回はグリップを動かしながら塗装出来そうなので、グリップを取り付けた状態で接着剤を流し込んで圧着してしまいます。
20秒くらい待って手で圧着してから目玉クリップで押さえて2日くらい乾燥させておきます。
こういう時は本当に目玉クリップは重宝します。
②エネルギーパック
これもモナカ構造ですけど、上から嵌めるだけのパーツなので何も気にせず接着してOKです。
③後端の突起
こいつはちょっとやり方悩みますね・・・
溝を掘ってモールド化するのは絶対おかしいですし、接着してしまうと中に挟み込むパーツの対応がめんどくさ過ぎます。
ほとんど見えない部分なので放置も一つの解ですけど、小技の紹介ということで今回はちゃんとやります。
黄色の線の所で突起の部分だけ切り出して、別パーツ化した後に接着して合わせ目を消します。
こんな感じでタミヤ クラフトツールシリーズ No.94 精密ノコギリ エッチング製を使ってぶった切ります。
このノコギリの刃は0.15mmと非常に薄いので、切っても寸法があまり変わりません。
0.1mmという凄いやつもありますけどそちらは3000円近くするのでこれで十分です。
ちなみにこれはスジボリアイテムとしても結構有能なので、高くはないし持っててもいいと思います。
切り出したら接着します。
軸が1個しかなくてズレやすいので圧着するときに動かないように気を付けてください。
ズレるとその後の整形作業がめんどくさいです。
そしたら切り出した部分を平らに整えてあげて、あとで接着する時に軸を挿せるようにピンバイスで穴を開けておきます。
直接接着してもいいですが接着剤が多くてはみ出すと汚いですし、軸が無いと取れやすいのでこうしておいた方が安全です。
位置もばっちり決まります。
面倒な合わせ目消しの段取りが終わったら、本体のゲート処理をしていきます。
難しいことは何もないですが、このように貼り合わせるタイプの部品は合体した状態でヤスリ掛けをした方が綺麗にできます。
バラバラに削ると面の高さや角度が変わってしまう可能性がありますし、何より同時にできるのでこっちの方が早いです。
イメージ
当たる面が広ければ広いほどヤスリの軌道がブレにくくなるのが感覚的に分かると思います。
ゲートをデザインナイフで削った時にやらかしたので、簡単な補修方法を紹介します。
使うのはウェーブ マテリアルシリーズ 瞬間接着剤×3S 低粘速硬
これを裁縫針のような細い物にちょっと付けます。
それを凹んでしまった部位に塗布します。
ノズルから直接塗布すると出すぎたり関係ないところに塗ってしまうかもしれないので、一度別の物に移してからの方が失敗しにくいと思います。
完全に乾燥したら通常のゲート処理と同じようにヤスリで平らにしてください。
1時間も放置しておけば切削できる硬さにはなっていると思います。
パテよりも硬化が早くてヒケにくいのでお勧めです。
ゼリータイプの接着剤でも出来るかもしれませんが、細かい隙間に入らなくて接着剤を削ったら全部取れてしまったなんてこともあります。
最後にスミ入れするときに上手くいかなさそうな所があったので掘っておきます。
上が処理前、下が黄色のラインM字のモールドを掘りました。
全然違いがわからないですけど、ちょっとでも溝があれば毛細管現象で流れてくれるのでわからないくらいでいいです。
逆に太すぎてもかっこ悪いので・・・
他は結構ちゃんとしたモールドで、形状的に難しそうですし失敗しそうだったのでこのままいきます。
たぶん問題なくスミ入れ出来るはずです。
今回はこんなところでしょうか。
ハイパーメガランチャーは邪魔だし持たせる気ないので作りません。
今回使用した工具
製作中のキット