今回で完成させるつもりでしたが、塗装用の工具の紹介をしていたら思ったよりも長くなりそうだったので回を分けることにしました。
私はエアブラシ塗装派なので、主にエアブラシで使用する工具の紹介をしていきます。
①エアコンプレッサー 重要度:S
GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L5/圧力計付レギュレーターセット
もう15年以上使っています。
買った当時はアパートだったのでとにかく静かさを重視して選びました。さすがに振動はありますけど制震マット的な物を敷いておけばだいぶマシになります。
隣人が頓着なかっただけかもしれないですが、夜中に使ってても文句言われたことはないです。
中々インパクトのある価格ですけど、今後も続けていく気持ちがあるならエア缶何十本も買うよりも絶対ランニングコストは安いです。
エアの残量を気にする必要はないし、連続使用で圧力下がらないし一応水抜きもついています。
1体作るのに一体何本のエア缶を使うのか、私は知りません。
GSIクレオス プロコンBOY PS289 WA プラチナ 0.3mm Ver.2
こちらもコンプレッサーと同時期に買った物ですが、今も現役です。
最近ついにニードルパッキンがちぎれてしまったので交換しました。
交換部品の取り寄せも送料込みで400円とかそんなもんだったので全然安いです。
トリガータイプも指が疲れにくくて良いんですけど、最初に買うならこっちのタイプの方がいいと思います。
形は何でもいいですが、最初は万能に使える0.3mmタイプ一択でしょう。
③ドレン&ダストキャッチャー 重要度:A
GSIクレオス Mr.ドレン&ダストキャッチャー ライト
一度に何時間も作業できない環境であればいらないかもしれません。
ただ、梅雨のように湿度が高い日に塗装を長時間してても水が噴き出すことが全くなくなったので、天気を気にせず塗装が出来るというのは素晴らしいことです。
④調色スティック 重要度:S
ビンの塗料を混ぜたり、少量の塗料を取り出すのにかなり使います。
他の物でも代用は出来ますが、金属製の方が手入れも断然楽なので高い物ではないので持っておいた方がいいです。
⑤塗料皿 重要度:A
プラスチック製の物もありますが、調色スティック同様金属製の方が手入れは楽です。
大量に塗料を使う場合は小さい紙コップで代用した方が片付けが捨てるだけなのでおススメです。
⑥軽量スプーン&スポイト 重要度:S
綺麗に塗装をする為の肝は塗料の濃さなので、正確に塗料と溶剤の量を測れる道具は絶対に必要です。
これから始める方であれば尚更必要なアイテムです。
希釈用のシンナーを扱うのにボトルから直接注ぐのはナンセンスなので、少なくともスポイトは買った方がいいでしょう。
⑦筆 重量度:S
エアブラシだけで全ての塗装をやり切るにはつらい事も多々あるので、安いので良いので数種類の筆を持っておいた方がいいです。
部分塗装、スミ入れで確実に使います。
⑧持ち手 重要度:S
塗装の時にパーツを掴んでおくために使用します。
目玉クリップでも代用できなくはないですが、やはり小さい物から大きな物まで対応できるヤンマーディーゼルのような持ち手棒がいいです。
100~200本くらい欲しいですね。
⑨持ち手ベース 重要度:S
上のリンクの画像にもある通り、持ち手棒を立てるのに使います。
持ち手棒を買う=持ち手ベースを買うということになります。
私は100円ショップの細かい格子状のカゴの穴に挿して使ってますけど、専用の道具ではない故の失敗(乾燥前の部品が動いてしまって他の部品に当たって塗装が崩れる・色移りする等)もたくさんしているので、素直に買った方がいいかもしれません。
⑩塗装ブース 重要度:S
大事なものの紹介を忘れていました・・・
私は画像のタミヤの物を使っていますが、これも結構なお値段なので予算に見合うものを用意してください。
窓開けてるだけでは部屋に霧状になった塗料が充満して大変なことになります。
健康上も良くないです。
細かい道具は色々ありますが、ざっとこんな感じだと思います。
正直、エアブラシでの塗装は初期投資の面でかなりハードル高いです。
少しずつ揃えていく物でもないので、7~8万円用意して覚悟を決めて一気に揃えるしかないです。
スポイト等の消耗品的な物もありますが、核となるブース、コンプレッサー、ハンドピースは10年以上使えているので、長く続けていく気持ちがあるなら決して高い物ではないと思います。
ランク分けしてみましたが、ほとんど必須だったので意味なかったですね・・・
次回こそ、塗装~完成になるはずです。
では。
製作中のキット